病気になった場合、ほとんどの人は、薬を飲み、病院にかかります。しかし、今日では、現代医学の限界や欠陥が、広く知られるようになり、自分の健康は自分で考える、という生き方をしている人が増えてきています。
西洋医学に基づく現代医学の欠点は、生命の偉大な働きを見失っているところにあるでしょう。現代医学は、人間を物質的に捉え、一個の機械のように見なす傾向を持っています。また、外科、内科、耳鼻咽喉科などに細かく専門化しており、生きた人間を、総合的に捉えることができなくなっています。そのため病気の根本原因を把握できず、病気の原因を根本から解決するのではなく、症状を抑えるだけの対症療法となっているのです。現代医学では、人体にどこか悪いところがあったら簡単に切り取る傾向があります。しかし、一度切除したならば、その部分は元には戻りません。
また、現代医学では、病原を細菌やウィルスに求める傾向があり、細菌やウィルスを「攻撃」「破壊」するために、化学的に合成された薬物を投与します。しかし、今や抗生物質には様々な副作用があることを知らぬ人はありません。
ところで、例えば、あなたの指に傷があるとします。小さな傷であれば、放っておいても、しばらくすると、自然にふさがり、新しい皮膚ができて、元のように戻ってしまいます。風邪にしても、たいていの場合は、薬を飲まずとも、自然に治ってしまいます。これは、自然治癒力の働きによるものです。つまり人体に本来備わっている生命力が働くからこそ、けがや病気が治るのです。手術や薬は、こうした自然治癒力の働きを補助するものにすぎません。
それゆえ、人体に内在している生命力がおう盛に働くならば、体を損なわずに、健康を回復することができます。それを実証しているのが、神霊教です。神霊教信者は、医薬に頼ることなく、病気から救われます。病気が治癒する過程では、しばしば、病気の毒素を体外に排出するなどの体験を伴います。例えば、ガンなどは、鳥のはらわたの腐ったようなものや、コーヒーかすのようなものを排出して、好転してゆきます。それは、偉大な神の力に感応することにより、体内に眠っていた生命力が極度に活発に働いて、病気が治るのです。
医者から見放された難病が顕著に治っている例として、ガン、脳腫瘍、脱疽、ネフローゼ、ベーチェット氏病、原爆病、白血病等があり、現代医学では原因不明の病も含まれています。こうした実態について、幾度か医師・医療機関による調査・確認がされています。また、教会には、多数の事例が蓄積されています。